「チラシの裏にでも書いてろ」とでも言われそうなレベルのチラシの話。

ここはお前の日記帳じゃねえんだチラシの裏にでも書いてろ、な!

チラシとは

チラシ(ちらし、散らしとも、英: flyer, flier)は、マスコミュニケーション(主に広告)の媒体として用いられる、一枚刷りの印刷物のことです。ビラ、フライヤーともいう。

チラシによるコミュニケーション

主に、次の3通りの方法で、印刷された情報を伝達する。一般に、大量に印刷し配布されないと、その効果は薄い。

直接配布する

一般に撒く(ま-く)という。チラシ、フライヤーいずれも、この行為自体を表している。具体的には次のような方法で配布される。

  1. 駅前、街頭などで配る
    飲食店や旅行会社関係が多い
  2. 個々の住宅、マンション、アパートなどの郵便受けに投函する(ポスティング)
    風俗関連のチラシやビラ配布にこの方式が取られることが多く、トラブルともなっている。
  3. 新聞や書籍に挟み込む(折込チラシ
    宅配される新聞に折り込まれたものは、各種販売関係(スーパーマーケットやドラッグストアなど各種小売店、不動産、新車、中古車など)やパチンコ店、求人募集が多い。
  4. 店頭で商品(店頭個々の)と一緒に客に渡す。商品とは特に関連性がない場合もある
  5. インターネットで配信する。最近ではデジタルチラシとしてインターネットでチラシを配信する流通企業も多い。

掲示する

チラシよりもビラと呼ばれることがある。(英)billはその意味のひとつに張り紙という意味を持つ。

適当な分量を置く

人(ターゲット層)の多く集まる場所(例:鉄道駅、ファミリーレストランなど)に置いておくことで、手にとってもらう。映画館に置かれている次回上映予定の映画の宣伝チラシがこの好例と言える。他にピンクチラシは公衆電話に張られる方式が取られることが多く、トラブルともなっている(電話ボックス内に通話以外の目的で立ち入る事を禁じた規定が作られてからは減る傾向にある)。

チラシ、ビラ、フライヤーの呼び名の使い分け、由来

呼び名については、同一のものでも年代によって変わる。すなわち、世代が進むにつれてビラ→チラシ→フライヤーと使い分けられているだけで、指すものが本質的に変わらない場合も多い。

チラシ
「散らすもの」→「散らし」から。A4判やB5判の一枚刷りのもので薄い紙のものが多い。街頭などで配布されるものでも、プラスチックの袋に入れ ることで、A3などの大きな判のものも配られている。新聞折込チラシでは広げた場合、B2〜B1判(D2〜D1判)の大きさのものもある。
ビラ
(英)bill、もしくは、(日)(ひら)、(日)擬態語びらびらから。単色刷りで薄い紙のものが多い。政治的な宣伝に用いられる場合、ビラと呼ばれることが多い。また、掲示を行うときはビラと呼ばれることがある。
フライヤー
(英)flyer,flierから。近代において、飛行機やヘリコプターを用いて、空からチラシをばら撒いて配布する方法がとられていたことがあった。そのため「飛ぶもの」をあらわす言葉が当てられたと思われる。
日本では、A6などの特に小さいものや、一般的な版型ではなく丸などの裁断やその他の装飾が施された厚い紙のチラシを指す。イベントやショップなどの宣伝に用いられる場合、フライヤーと呼ばれることが多い。

その他

  • チラシには片面だけしか印刷されていないものがある。このようなチラシの場合、裏面は白紙なのでそれをメモ用紙として使用する人がいる。
    また、これから転じてネットコミュニティでは空気の読めない独り善がりな書き込みや落書きレベルのくだらない書き込みを「チラシの裏(チラ裏)」「―にでも書け」などと呼ぶ。
  • ホッチキス止め(中綴じなど)しているような場合には、チラシとは呼ばずに、冊子(小冊子)、リーフレット、パンフレットなどと呼ばれる。2つ折以上のものをどう呼ぶかについて明確な境界はない。新聞折込では広げた場合、B2〜B1判(D2〜D1判)の大きさのものでもチラシと呼ぶことが多い。
  • チラシの中には年月の経過や配布枚数の関係等で現在特別な価値が認められる物がある。
    映画の宣伝用チラシがその代表格で、有名スターのチラシ等には万単位の価値が付いている物も多く存在する。映画チラシで人気のスターはクリント・イーストウッドやスティーブ・マックイーン、アラン・ドロンやオードリー・ヘップバーン、シリーズ映画では007等が挙げられる。
  • 映画の宣伝チラシと同様に家庭用ゲームソフトの宣伝チラシの中にも現在特別な価値が認められる物が現れており、「魔界村」や「ゼルダの伝説1」等の「ファミリーコンピュータ」(任天堂)時代のソフトのチラシが近年プレミア品として流通している。

広告

広告(こうこく)は、宣伝活動の一つであるが、広告であるためには以下の3条件が整っていなければならないというのが国際的に見た広告の定義である。アメリカマーケティング協会やアメリカの多くの研究者の定義を踏まえて定義づけたものがある。

  • 「広告とは、非人的メッセージの中に明示された広告主が所定の人々を対象にし、広告目的を達成するために行なう商品・サービスさらにはアイデア (考え方、方針、意見などを意味する)についての情報伝播活動であり、その情報は広告主の管理可能な広告媒体を通じて広告市場に流されるものである。広告 には企業の広告目的の遂行はもとより、消費者または利用者の満足化、さらには社会的・経済的福祉の増大化などの機能をも伴うことになるのは言うまでもな い。企業の他に、非営利機関、個人などが広告主となる場合もある。」というものである。
  • 広告のカテゴリーとなる3条件は、1.管理可能な広告媒体(広告主が宣伝しようとする場合、新聞記事やテレビ番組に取り上げてもらう管理不可能なパブリシティと区別するためである。)、2.非人的メッセージ、3.明示された広告主(Advertiser)が行うということである。

広告とマーケティングミックス

世界の多くのマーケティング学者は広告を包含する上位カテゴリーをマーケティングミックスの4P(Product,Place,Price,Promotion)の「プロモーション」としており、さらにプロモーショナル・ミックスとして人的販売促進、非人的販売促進としての広告、狭義の販売促進とし、広告を位置づけている。また、ノースカロライナ大学のローターボーンの4Cでは、Consumer,Cost,Convenience,Communication)のうちの「コミュニケーション」を広告の上位概念として用いている。統合マーケティングコミュニケーション(IMC)もこの考えから来ている。

広告取引のしくみ

広告を出したい。と考えている者が広告主として、放送事業者、新聞社、出版社、ISPなどの「媒体社」からスペースや時間枠を購入し、メディア特性に合わせて制作した「広告メッセージ」を出稿し、「公衆(特定不特定は関係ない)」に伝達する。

広告主となる企業が数多く、メディアも種類が多く、適切な広告活動は難しいことがあるため、それを防ぐのに広告主とメディア双方から手続きの権限を委ねられ、仲立ちをするのが広告代理業である。

広告媒体

通常、広告主(アドバタイザー、クライアント)と媒体(メディア)の間に、媒体から権限を委ねられた広告代理業が介在し、広告主は広告代理業に対して料金などの交渉を行うことになる。広告媒体にはマスコミ四媒体と他の媒体がある。

マスコミ四媒体

  • 新聞広告(効果指標:日本ABC協会公査による発行部数、注目率)
  • 雑誌広告(発行部数)
  • ラジオ(聴取率)
  • テレビ(効果指標:セッツ・イン・ユース、視聴率、GRP)

Copyright (C) TIRASHI All Rights Reserved.
PICK UP!